初心者WordPress開設企画「My First WordPress」の2回目です。今回は大事な大事な「ドメイン名」のお話。インターネット上の住所とも表札ともいわれているものなんですが、テキトーに考えると後悔することにもなりますので、しっかり考えておきましょうね。
ドメイン名って何?
ども、とんじるです。ぶっひん。
ドメイン名とはインターネット上の住所のようなもの。URLのことって思われるかもしれませんが、実は微妙に違います。
たとえばこのサイトのこのページのURLは

で、ドメイン名は
merumae.work
です。
URLはいくつかのパートに分かれていて、最初のhttpなんちゃらの部分が地域、そして真ん中のmerumae.workの部分が住所。そしてそれ以降の部分が部屋番号。
みたいなかんじで覚えておいてもらえるといいかと思います。
ドメイン名の決め方
ドメイン名はドットの前と後ろ、二つのパートに分かれます。
ドットの後ろ
まずはドットの後ろから。
これはある程度種類が決まっていて、選べる範囲から選んでいくことになります。
ただ「co.jp」「ne.jp」「ac.jp」など、個人では取得できないものもありますので、一般的には「.com」や「.jp」「.net」あたりが人気がありますね。
人気のあるドメインはどうしても価格が高くなる傾向になりますから、
逆にこのブログのドメインに使われている「.work」なんかは人気があまりないらしく、非常に安く(1円で)手に入りました。

ただここで気をつけたいのは、たとえ安いからといって、ブログの中身とあまりにもかけ離れたものは選ぶべきではないです。
たとえば旅行が大好きだから一人旅のレポートを中心にしようってときに
hitoritabi.work(ひとりたび.ワーク) とか。
「休むんか〜い?働くんか〜い?」ってなりますでしょ?
ただこれがSEO的に影響するかっていうと「NO」。全く影響しません。人が読んだ時にどう思うかって問題だけなので、まあお好きに。って感じではあります。
「hitoritabi.work」どうも取れるっぽいですがね
重要なのはドットの前
そしてドットの前ですが、これはご自分で勝手に付けられます。
勝手に付けられる部分ですが、ずーっと使うものですから一生懸命考えましょうね。
そしてすでに他の方が使っている場合は使うことができません。
で、このドットの前が重要だというのは、こっちはGoogleの評価に影響すると言われているためです。
明確にこれがダメ、とかいうものはあまりないようなのですが、いくつか避けたほうがいいポイントがあります。
ブログの内容と合っていない
先ほどのドットから後ろの話でも出ましたが、ペットの話が中心なのに「oshigoto」とか、ブログの内容とかけ離れたものは避けたほうがよさそうです。
長い名前
ここも長いからといってGoogleが評価しないってことはないと思うので、人間さまに見ていただく時に一目で識別できる文字数っていうことになります。だいたい10文字前後に抑えたほうがいいです。
どうしても長い名前が必要な場合はハイフンなどでつないで、できるだけ識別しやすいよう配慮しましょう。
日本語でもOKだけど
また、ドメイン名は日本語でもOKです。日本語の場合一目でわかりますので見た目的に有利なだけでなく、Google検索で上位表示されやすい、とも言われていました。
ただ、Googleの検索アルゴリズムは定期的に見直しされていますので、それがいつまで有効なのかはわかりませんね。
また日本語ドメインの場合、TwitterなどにURLを送る場合文字化けするようです。
今回この企画では、Twitter連携はかなり意識してやっていますので、この点はかなり不利に働きますね。
ということで日本語ドメインはちょっとオススメしないです。
ドメイン名の選び方
初心者の方がブログを始める時って、まだジャンルとか内容とか全然決まっていないと思うのです。
とんじる自身もそうでしたから。
そういう時は、いっそのことご自身の名前から選んじゃってもいいのかもしれませんね。
マナブさんのmanablog とか
ヒトデさんのhitodeblog とか
将来立派なブロガーになって、自分の名前がドメイン名としても有名になっちゃたら、すごいことですよね。
とんじるの場合は名前にすると食べ物屋さんになっちゃうんでダメそうですが。。。
あとは、自分がどんなジャンルで書いていくのか、何を伝えたいのかなど、ブログに取り組む理由とか本質的な部分まで考えていくと、いいドメイン名が思い浮かぶかもしれません。
とんじるのやっているこのブログのドメインがいいのか悪いのかわからないですが、「めるまえ」っていうのは「始めるまえ/辞めるまえ/諦めるまえ」からきてることばで、それに今回は働くことに関する情報をお届けしようと思っているので「.work」を選びました。
ドメインの前と後ろ、両方合わせて意味が通じる感じですね。
こんなのも参考にしながら、世界で一つだけの素敵なドメイン名、考えてみてください。
【重要】必ず利用したい「Whois情報代理公開」サービス
さあ、ドメイン名が決まったら所得の手続きをとるわけですが、ここで今回の記事で最も重要なお話をします。
それは「Whois情報代理公開」サービス。これを必ず利用しましょう。
ドメイン名を登録すると「Whois」情報の提供が義務付けられています。
「Whois」とは、ドメイン所有者に関する情報を検索、確認することができる仕組みです。たとえば第3者が見ていたWebサイトに公開して欲しくない情報があった場合、直接所有者に連絡を取って公開差し止めをお願いできる、みたいなイメージです。
「Whois」に含まれる情報は、ドメイン名/レジストラ(ドメイン提供者)名/ドメイン取得日時/有効期限/登録者の氏名/住所/電話番号/メールアドレス/他
と、公開なんかされたくない個人情報のかたまりです。
なのでここは、ドメイン取得サービスを行っている企業が、登録者に代わって自社の情報を代理公開してくれるサービスがありますので、これを絶対利用しましょう。
たいていの場合ドメイン登録時は無料で、その後は有料(結構高かった気が)申し込みできます。
オススメのドメイン取得サービス
ドメイン取得は別にどこでやっても結果は一緒なのですが、「お名前.com」と「ムームードメイン」が有名どころとしてオススメです。
【早い者勝ち!】.com/.net/.jp ドメイン取るならお名前.com
上記の2サービスは「Whois」情報の代理公開も標準で行ってくれますので安心です。申し込み時にはくれぐれも項目チェックをお忘れなく。
ちなみにドメイン名取得は、サーバ契約と一緒にやるとお得になる場合もありますので、今あわててやらなくても別に大丈夫です。
あと「お名前.com」はサーバも扱ってますが、サーバ契約の面であんまり…なので、取るならドメインだけにしておいたほうがいいです。
本日のめるまえポイント
それでは今回のメルマポイント(まとめ)です。
- ドメイン名とはインターネット上の住所のこと
- ブログの内容/名前の長さ/伝えたいことなどを考えて
- 日本語ドメインはTwitterとの相性がよくないので今回は避けたい
- 「Who is 情報」は代行してもらわないと個人情報が流出しちゃうよ
こんな感じ。みなさんよーく考えて決めましょうね。
次回はもひとつ大事なサーバの話です。
そんじゃまた。ぶっひん。